大地震は突然来るところが怖いところです。
大地震が来たら、柱にしがみついたり、トイレに隠れて無事を祈るのもよいでしょう。
しかし、大地震は、地震だけでなく、そのあとに起こる火事や津波が怖いのです。
そのときは柱にしがみついたり、トイレに隠れたりしていないで、早く逃げなくてはなりません。
家族の集合場所となっていた家から離れるのですから、
その時点で家族がばらばらになっていたら落ち合うすべがありません。
たとえばお父さんは会社に、お母さんは買い物に、子供たちは学校に、
それぞれ離れているところに大地震が襲い、
それぞれが必死に安全なところに逃げ込んだとき、もう家族はばらばらです。
状況が許せば、お互いに探しに行くことも大事です。
しかし、子供は学校で集団避難しますし、大人はそれぞれが状況判断で、すでに避難しているでしょう。
どのようにするのが正しいとも言えませんが、
とりあえず、自分の命の安全が確保されてから、お互いに連絡を試みるのがよいかもしれません。
そこで、今回は緊急避難で家族がばらばらになったときの、互いの連絡の取り方を考えてみましょう。
 
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災害用伝言ダイヤルを使おう

お互いが離ればなれの時、まっさきに使いたいのがケータイ電話です。
しかし、これまでの大地震の際に、まともにつかえた試しのないのもケータイ電話です。
一番大事なときに使えないのです。
通信電送路が被災することで、被災地での電話は使えなくなることがほとんどなのです。
ただし、被災地以外の地域の人と、被災地の人との連絡であれば、
171番、災害用伝言ダイヤルは連絡手段として役に立つでしょう。
これは、たとえ通信電送路の被災により通信ができない状況でも、
電送路のループ化により、他の電送路を使って被災地の人に伝言を届けたり、
被災地の方からの伝号を受け取ったりすることができるのです。
使い方は、171番に電話をします。
次に、録音する場合は1、再生なら2、暗証番号を使う録音なら3、暗証番号を使う再生なら4を押します。
そして被災地に住む家族の電話番号を入力したりします。
ガイダンスの指示に従えばできるのですが、
大事なことは、被災地に住む人の電話番号をしっかりメモして、
とっさの時に災害用伝言ダイヤルできるようにしておくことです。
なお、web171という、インターネットを使って、
171番伝言連絡ができるので、それも覚えておくとよいでしょう。
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インターネット接続できるケータイを持とう

しかし、被災地の人たち同士の通信であれば、
最強の通信手段が、このスマートフォンタイプのケータイに入っている、
MESSENGER(フェイスブック・メッセンジャー)や
LINE(ライン)やTWITTER(ツイッター)やSKYPE(スカイプ)などの
インターネット系の通信手段なのです。
実際に熊本が大地震に見舞われたとき、
MESSENGERとかLINEなどが非常に役立ったそうです。
ただ、唯一困ったのが電源の確保です。
バッテリーをソーラー充電できるように、
スマートフォン充電用の太陽光パネルを用意しておくか、
あるいは太陽光発電できるバッテリーを用意しておくことが大事です。
とはいえ、非常時の通信手段としてMESSENGERやLINEがあれば問題ないのですが、実際には電池切れやケータイ電話の破損で使えないこともあります。ですから非常時の連絡手段として考えるなら、その他の方法をいくつか用意しておくとよいでしょう。

前もって避難場所を家族で確認しておこう

地域ごとに広域避難場所が行政の方で用意してくれています。
近所の公園かと思ったら、実はもう少し離れたところにある学校かもしれません。
町内会の避難場所のポスターなどを確認しておきましょう。

避難所にある伝言掲示板を使おう

各避難所には、家族の連絡のため、伝言掲示板があるはずですので、
用いるとよいでしょう。
ただし、大勢の人たちが利用するので、
一人当たりのスペースも小さく、
長い時間消されないとは限りません。

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置き手紙、伝言メモを使おう

避難場所に移動する際に、自宅にメモを残しておくのがよいでしょう。
しかし、自宅が崩れてメモをおいても見つけてくれそうにないということもあるかもしれません。
そういうときのために、目印を予め家族で取り決めておきましょう。
家族を表す文字を使うのもよいでしょう。
たとえば家族の名前が吉田さんだとしたら、
「よ」とか「吉」という大きなマークを目印にしておくとよいでしょう。
大地震で崩れた壁や大きな石や木材に、とがった石などで、「よ」と書いておき、
そのすぐ真下にマジックでメモしたり、
紙にメモしておき、詳しい情報を書いておくこともできます。
このような方法なら、自宅付近のどこでも、そのように連絡メモを残せるでしょう。

ホイッスル(笛)を使おう

大地震の後は風景が一変してしまうかもしれません。
近所にいるはずだと思って、行ってみても、がれきが散乱していて、
どこにいるか分からないというときは、大声を張り上げるより、
ホイッスルで連絡を取り合うのも一手です。家族で同じホイッスルを購入しておけば、
同じ種類の音で見分けられますし、あるいは、同じ合図を決めておとよいでしょう。
たとえば、ピピー、とするとか、あるいは、ピッピピーにするとか、
自分の家族のメンバーであることを示す合図がるとよいでしょう。
ホイッスルを持つことは、万一家が崩れて閉じこめられたときなどに、
助けを求めるためにも必要です。
声をいくら張り上げても遠くまで届きませんし、疲れてしまうと命の危険が高まります。
このように、さまざまな連絡の取り方はあるのですが、
原則的には家族で取り決めておくということが必要です。
家族がそれぞれの場所にいても、いざというときは自分の身は自分で守るというスタンスをもちつつ、
家族とも連絡をとれるようにしておくことが大切です。それと同時に、スマホやスマホ充電器、マジック、ホイッスルくらいは、日ごろから持ち歩くことができればよいですね。